2018/07/09 09:44
初めまして紅です。
「きもの処 手縫い&セレクトの店 夙川(しゅくがわ)*紅や」
ちょうど一週間前にオープンしました。
どうぞよろしくお願いします。
よく、
「それでいったいあなたは何をしているの?」
と聞かれることがあります。
答えに困ります。
着物の仕事は消滅産業です。
これで食べていくのは大変難しい分野です。
でも、志してしまいました。
ですから、いろんなことをするようになりました。
婚礼の着付け師、和裁、着付け・和裁の先生、イベント企画実施・婚活主催・・・
(この話はまた、追い追いに)
今日はこの白いビーズのバッグをご紹介します。
懐かしい昭和のテイスト。
このバッグ、このショップ開店直後に13年ぶりに連絡をくれた友人から譲られたものです。
一目見て、ご縁というかパワーを感じました。
圧倒的な、きめ細やかな職人仕事に、ショップ開店のエールをもらったような背中を押されたような・・・
でも、このバッグは私が持つものではないな。
どなたかにお引き合わせをしたい。
そうして、なんとか一週間、不慣れなネットショップの運営を続けています。
このビーズバッグは、両面にビーズで表現された「松の木の姿」が圧倒的な存在感を放っています。
口金に施された銀細工も精緻で見ていて飽きません。
パッチンって止める丸いところに嵌め込まれたガラス玉の輝きの美しいこと。(宝石ではないと思います)
着物は今は着ていなくても、着物が好きという方ならきっと洋服に合わせてもこなしちゃうと思います。
伝統を軽んじず、伝統に縛られないそんな強さを持つ女性に持っていただきたい。
密かにタンスにしまっておくのも楽しいですが、和装洋装問わず、街に持ち出して多くの方の目に触れさせてあげて欲しいです。
夙川駅前のご縁のある店舗で「ビーズのバッグ展」を開催しようと決めたのも、このバッグのパワーです。
8月に一週間ほど予定しています。
お知り合いの方からおうちに眠っている「ビーズのバッグ」をお借りして開催したいと思います。
「ビーズのバッグ貸してもいい!」
という方のご連絡もお待ちしております。(謝礼はありません。実際に夙川に持って来ていただける方優先します)
このバッグは、私にいろいろな力をくれ、今後もご縁をくれそうなラッキーアイテム。
このラッキーをあなたもぜひお手元に。紅